CloudBees社のユーザー事例をご紹介しています。
アメリカ合衆国 連邦政府 内国歳入庁 (IRS) 様
アメリカ合衆国 内国歳入庁は組織を挙げてのDevOps推進でエンジニアリングを刷新
エンジニアの稼働時間にして1年間におよそ21,000時間を削減
財務省に所属する内国歳入庁(Internal Revenue Service: IRS)はアメリカ合衆国連邦政府の税収部門です。IRSは徴税および合衆国の連邦税法の主要部分である内国歳入法の管理を担当します。IRSの業務には、納税者に対する税関連のサポートや申告の誤りおよび虚偽の追及と解決も含まれます。
74,000人の職員が在籍し、約110億ドルの予算を持つIRSは、規模でも業務の範囲でも、多くの大手企業に引けを取りません。現代の大企業の多くと同じように、IRSの業務の中心にはソフトウェアがあります。「IRSは非常に大規模で成熟した組織です」とIRSの技術アドバイザーであるAmin Qazi氏は言います。Qazi氏とそのチームは庁内の約80の組織に助言し、IRSのアプリケーション開発およびインテグレーションサービスの多くを監督しています。「私たちの仕事は皆が同じ方向へ進めるようにすることです」過去5年間にわたって、Qazi氏およびIRSの主要な受託業者であるCitizantのAgile/DevOpsソリューションディレクターでQazi氏とともに働いているRupesh Kumar氏は、庁内の開発チームにDevOpsプラクティスおよびツールを導入することで、IRSのソフトウェアエンジニアリングの刷新を支援してきました。この2人のエキスパートがIRSに入った2015年の時点で、庁のソフトウェア開発は効率の悪さと戦っていました。エンジニアリングチームの作業が断片化され、サイロ化していたために、アプリケーションの開発とデプロイに困難が生じていました。
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Philip Morris International(フィリップ モリス インターナショナル)様
真の企業改革、PMIの「煙のない社会」の追求を可能にするCloudBees CI
プロビジョニング作業時間を数日から数分に短縮
ビジネスの世界に不変のものはありません。時とともに変化する企業だけが生き残ります。変革とは、既存のブランドアイデンティティを根本から変えることにほかならない場合もあります。あるいは、変革を深く追求した結果、まったく新しい何かを作り上げることもあるでしょう。
Philip Morris International (PMI) は世界中に38か所の生産施設を持ち、400人を超えるR&D科学研究者、エンジニア、技師を含む73,500人の従業員が在籍しています。おそらく、誰でもPhilip Morrisを知っているでしょう――少なくとも以前のPhilip Morrisについては。
PMIは170年を超える社の歴史上、最大の変革のただなかにあります。PMIは紙巻たばこなどのたばこ製品によって名声を築きましたが、現在は「煙のない社会」の実現に力を入れ、将来的には紙巻たばこの製造を終了することを目指しています。PMIは煙の出ない代替製品の製造に舵を切っており、R&D科学研究者、エンジニア、技師たちはIQOSなどの代替製品の開発に従事しています。
PMIのビジネスモデルも変化しています。製品を卸売り業者に販売し、卸売り業者が認可された販売業者に販売するのではなく、PMIは直接消費者に向かおうとしています。これは大きな変化です――PMIの価値観や信念からビジネスモデルまで、あらゆるものに影響を与えます。
このような変革はビジネスのデジタルな側面でいっそうの努力を必要とするため、ITが重要な役割を果たします。PMIのITチームである私たちは、変化するビジネスのニーズにすばやく対応できるようにアジャイルで効率的でなければなりません。実際、ITチームは企業を前進させる新製品やソフトウェアを提供する主体であることも多く、かつてなく重要性が高まっています。
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Autodesk(オートデスク)様
AutodeskはCI/CDによりクラウド移行とリリースの高速化を促進
最大10倍の生産性向上
Autodeskは3Dデザイン、エンジニアリング、エンターテインメントソフトウェア分野のグローバルリーダーであり、人々がより良い世界を想像、デザイン、実現するのを支援しています。Autodeskが参入する分野は競争が激しいため、ビジネスの成功は、いかに単一のプラットフォームでクラウドベースの製品をデリバリーし、サブスクリプションベースのライセンス体系を採用し、デジタル化を推進するかにかかっています。
Autodeskは、すばやく効率的かつ確実にソフトウェアを改良できることによる財政面でのメリットも含め、継続的インテグレーション(CI)および継続的デプロイメント(CD)の利点をよく理解しています。CI/CDのメリットには、エンジニアリングの生産性向上、ソフトウェア品質の改善、従業員満足度の向上も含まれます。このような認識から、AutodeskはCI/CDを必要とし、最終的にはDevOpsトランスフォーメーションを追求することになりました。
「私たちのビジネスのフォーカスがクラウド、サブスクリプション、デジタル化に向かったことで、CI/CDの必要性が明確になりました」とAutodeskのdirector of engineering solutionsであるGeorge Swan氏は言います。
AutodeskのCI/CDソリューションには、GitHub、Artifactory、Jenkinsをはじめとする最新の開発およびデプロイメントツール類の整備も必要でした。Swan氏は次のように語っています。「Jenkinsはエンジニアリングでよく使われるツールであり、それがJenkinsを選んだ理由の1つです。しかし、当社のような大規模な移行を確実に成功させるには、サポートやJenkinsに関する知見が必要でした。そこで、最初からCloudBeesに関わってもらったのです」
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Salesforce(セールスフォース)様
高品質で安全なエンタープライズ アプリケーションの開発を促進
SalesforceはDevOpsをCloudへ移行
Salesforceの急速な成長に後押しされ、ますます多くの開発者がForce.comプラットフォームでアプリケーションを開発するようになりました。現在、チームは60から70のチームに所属する約1,200人の開発者と連携し、開発者が常に最新のツールや技術を使い続けられるよう、強くDevOpsチームに働きかけています。「常にありとあらゆる種類のツールが市場に登場しています。私たちの仕事は、私たちが適切な技術を利用しているか、スクラム チームに適切なガイドを提供しているかを確実にすることです」とSalesforceのビジネス テクノロジー グループのDevOpsエンジニアは言います。
Salesforceの重要なソフトウェア開発ツールの1つがJenkinsです。何年にもわたって、エンジニアたちはCloudBees Jenkins Enterpriseを利用してコードのインテグレーションとデリバリーを自動化し、高速化していました。当初、開発作業はグループのデータセンターにホストされ、約70の開発チームに利用されていました。
しかし、オンプレミスのデータセンター環境は理想的なものではありませんでした。サーバーのインフラは、主にPuppetで管理される Linuxの仮想マシン(VM)で構成されており、すでに5年以上稼働していました。変更を行うのがだんだん難しくなっており、ときには変更に 1ヶ月もかかっていました。「基本的に、正しく動かすために100個ものステップを踏む必要がありました」 (DevOpsエンジニア)
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Robert Bosch GmbH(ボッシュ)様
3 日のビルドプロセスを3 時間未満に短縮
継続的インテグレーションおよび継続的デリバリーで
自動車業界での開発を操縦
BOSCH社は、約 4,000 人のエンジニアからなる開発組織が、おおよそ400のプロジェクトに分かれて、100社程の顧客に対応しています。従来は、新機能の実装が優先され、プロセスやツールの効率を追求することは重視されていませんでした。ビルドやテストのプロセスには多数の手作業が含まれ、独自に開発されたツールや他社製のツールを使っていましたが、中には安定性に問題のあるものもありました。ツールの問題を再現するのは難しく、プロセスは透明性に欠けていました。ビルドやテストのプロセスはチームレベルで個別に実装されており、別のチームでも似た問題が発生していないかを知るのは困難でした。このような縦割りの構造により、作業の重複が発生し、マネジメント層にとっては、進捗のモニターと報告が課題となっていました。
これらの問題に対処するなかで、部門は1回のリリースでデリバリーする機能の数を増やすいっぽうで、組み込みソフトウェアのリリースの予測可能性を改善する方法を模索し、コネクテッド カーや新しいクラウドサービスに関連して増加するIoTのビジネスチャンスに備えようとしていました。それには、手動でのビルドやテストタスクを自動化するだけでなく、ソフトウェアのインテグレーションアクティビティを簡略化し、初期段階の小規模な導入から4,000人規模の開発組織全体への拡大が可能なソリューションを実現する必要がありました。
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Capital One Financial Corporation(キャピタル・ワン・フィナンシャル・コーポレーション)様
デプロイメントの頻度が 13 倍に増加
継続的デリバリーへの投資により
ソフトウェア開発パイプラインを自動化
Capital Oneで、CIツールおよびプラクティスの導入に取り組み始めた背景には、革新的な思考を奨励するという同社の企業文化と、自動化の採用によってソフトウェア品質を改善し、開発スピードを上げる余地があるのではないかという、一部のチームでの認識でした。それらのチームはHudsonやJenkins、その他のCIツールを利用して、そのような改善の余地を探しはじめました。それから徐々にCIプラクティスが主流になり、技術部門の組織再編成の一環として、共通CDツールチームが結成されました。
「私たち共通CDツールチームが作られた目的は、何千人もの開発者が、アプリケーションをよりすばやく、アジャイル的なやり方でデリバリーするのに役立つ、そんな信頼できるサービスを提供することでした」と言います。チームが提供するサービスのベースとなるプラットフォームについては、検討当初から明確な条件がありました。「プラットフォームについては、さまざまなユース ケースに対応できるよう、技術的にきわめて柔軟に組み立てられると同時に、安定性が高くスケーラブルであることが必要でした」と 説明します。
さらに、金融サービス企業である Capital Oneでは、プラットフォームはそれ自体が安全で、そこに構築されるアプリケーションのセキュリティを向上させるものでなければなりませんでした。「企業としての私たちにとって、セキュリティは無条件で最高の重要性を持っています」、「私たちは開発者の自律性も尊重しますが、同時に、自分たちのブランドや、顧客や、規制当局に対して、セキュリティが十分に管理されていることを保証する義務を負っています」このような条件を念頭に、新しく設立された共通CDツール チームは、開発者のイノベーションやスピードを阻害せずにセキュリティをサポートできる CI/CDツールの実現を目指して模索を続けていました。
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