これからCI/CDの導入を検討される方に向けて、Jenkinsを活用したCI/CD環境構築・支援サービスをご提案いたします。
既に構築済のJenkins環境について、継続的な利用や今後のスケールアップ、CI/CDの計画を考慮した適切な構成であるかを明らかにします。
現在のJenkins環境をさまざまな観点で調査し、改善点を含めた結果をご報告します。
CI/CDが注目されている理由とは?
企業を取り巻く外部環境が加速度的に変化し、ニーズが多様化する昨今では、ソフトウェアの重要性はますます向上しています。環境の変化やニーズの多様化に対応するため、既存のソフトウェアの質を落とすことなく、ビジネス上のアイデアを短期間のうちに実現し、ユーザーに価値を提供することが求められてきています。ソフトウェアのリリーススピードの向上・開発プロセスの自動化・開発コストの削減など、ソフトウェアをリリースするまでの時間を短縮する方法として、CI/CDが注目されています。
CI/CD導入に向けて、何からスタートすべきなのか?
CI/CD、DevOpsの開発手法は、欧米の多くの企業で開発の運用に導入されているのに対して、日本国内では普及がなかなか進んではいません。原因として、日本の開発が受託開発が多く開発と運用の組織が分離していること、開発のスタイルがアジャイル開発ではないなど、多くの課題が山積みとなっており、導入が難しいと感じているのではないでしょうか?
Jenkins Dayの海外講師も、最初は同じような課題を抱えていました。国際的な大手投資銀行であるABN AMRO社では、ウォーターフォール開発からアジャイル開発への転換するために、小さなパイロットプロジェクトからスタートをしてから全社へ展開をしたと語っています。Taboola 社では、本番へのリリース遅延やバグなどのビジネスへ影響を及ぼす問題を抱えていた時、組織やテストの手法を変更したと言います。1つ山を登った後に、新たなる課題が見えてくるため、改善を繰り返していると語っています。
CI/CDの実現に向けては、必要なプラクティスをすべて最初から行うことは難しく、段階を踏んでプロセスを成熟させていくことがポイントとなります。また、フェーズごとに必要となる対策も異なるため、現在の開発の現場がどのレベルにいるのか位置を確認することや、他社を真似て同じことをするのではなく企業の組織にあった型での運用をスタートすることがカギとなります。
CI/CDの段階的な導入に向けてイラストでご紹介
山の美しい景色を眺めたい思い描いているだけでは、ゴールに到達しません。ゴールに向けて必要なポイントをご紹介します。