確認項目 |
概要 |
観点 |
1.運用・保守 |
- Jenkinsに関連する運用・保守の状況から、運用における潜在的な課題の有無やより効率的な管理の方法について確認します。
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- Jenkinsマスター・スレーブの数、ジョブ追加・変更時の作業内容と工数、障害発生時の復旧方法と工数、プラグインの利用状況、更新停止や非推奨プラグインの有無、Jenkinsのバージョン、Jenkinsやプラグインのバージョンアップ頻度・手順・工数、Jenkinsのバックアップ手順、頻度、範囲
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2.パフォーマンス・モニタリング |
- Jenkins上で実行されるジョブの頻度や実行時間などのメトリクス情報から、現在のJenkinsのパフォーマンスの課題の有無やモニタリングの方法について確認します。
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- Pipeline(ジョブ)の実行頻度、ジョブの実行時間、失敗率、失敗から成功への平均復旧時間、失敗時の対応手順・工数
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3.拡張性・柔軟性 |
- 既存のJenkinsの構成から、他プロジェクトでの利用やパイプラインのジョブの追加、マスターやスレーブの追加などが容易に行えるか、また移行がしやすい構成かを確認します。
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- Jenkinsfileの利用、分散ビルドアーキテクチャの利用有無、共有ライブラリの利用有無、マスター・スレーブの追加手順、工数
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4.CI/CDの成熟度 |
- 現在のCI/CDの適用範囲、利用しているツールやテスト結果の活用状況から、CI/CDがどれくらい活用できているかを確認します。
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- 実施内容の現状と理想, 利用しているビルドツールやテストツール、Jenkinsで実行している内容(ビルド、テスト)、Jenkinsfileの利用、テストの内容と結果の保管・共有方法、テスト結果のフィードバック方法、修正状況、デプロイメントの有無
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5.セキュリティ・コンプライアンス |
- Jenkinsの変更権限や証跡管理の状況から、Jenkins環境をセキュリティやコンプライアンスの観点から確認します。
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- Jenkinsのアクセス制御の有無、Jenkinsのアカウント(ユーザー)数、管理者権限での操作が可能な人数、Jenkins自体の設定変更のルール・証跡管理の有無、セキュリティ脆弱性に対する対応方法
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